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2022年02月01日

【賢く高値で不動産売却(16)】自己所有の不動産について知っておくべし。その続編(マニアックな者達のために)No.1,266

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。

こないだ、とある「相談所」へ行った時に、
「あ~、誰も知っている人がいませんように」と思いながら、
そのために、1番乗りして相談所へ足を運んだわけなのですが、
相談をしはじめて、わずか1分ぐらいして、
知っているM大先輩がいらっしゃって、
「あうっ!」って思ったものの、
「あっ、すみません、相談やめて帰ります」というわけにもいかなくて、
ずっと緊張しながら脇汗かきながら相談していました(滝汗)。
別に悪いことしているわけじゃないから、「あうっ!」ってなる必要もないのですが(脂汗)。
で、相談が終わったので、
久しぶりだし、挨拶でもさせていただこうと思って、
ちらっと、隣のブースをのぞいたのですが、
びっくりするぐらい相談者も多くなっていて、
M大先輩も次の方の対応をしないといけない雰囲気でしたので、
会釈だけして、その場を去りました。
恥ずかしいやらなんやらで、失礼致しました!(苦笑)。



さて、前回の続編です。
こんな場末のブログでも、
読んでくださっている奇特な愛すべき読者さんもいらっしゃって、
続編のご要望がございましたので、
大した内容ではございませんが、
書いておきます。

前回の話↓
https://t-fudosan.com/blog.cgi?contents_id=1303&mode=single


前回の話は、「その上司」である人物が、
「古い書庫の古い資料」を探してみるというところで終わっておりました。

この時点では、まだ「その資料があるかどうかも不明」なのです。
あくまで、「その上司」のなんとなくの記憶だけが頼りです。

そして、待つこと1週間弱です。
連絡があり、
「ありました!!!」とのことです。

そして、その上司さんがいらっしゃる部署がある建物まで行ってきました。
うっすらと静かな建物でした。

その資料は、ほぼ完璧な状態で保管されておりました。
ただ、青焼きの印字ですから、もう文字や線は薄くはなっていました。

その上司「いやぁ~、めちゃくちゃ大変でした」
「しかし、40年ぐらい前の資料がよく残っていましたよ、しかも民間のですし」
「というのも、いつだったか、なんとなく、この資料が、
あそこにあったなぁというのをなんとなく記憶していて」
「ほんで、この資料、また別の場所に移し替えていたんですよ」
「それと、この資料が、今どこの部署にも一切属さない状態なんです」
「だから、いわば宙ぶらりんの状態の資料なんです」
「な、の、で、申し訳ないんですが、非公開図書扱いなので、コピーは不可なんです」
「だけど、こっそり、写真を撮るんは、目をつぶりますので」


ということです。



もう、その瞬間、

強くハグした!かったです(嬉泣)。



で、その資料の内容を、ふむふむとその上司さんと一緒に見ますと、
その当時の擁壁の強度計算が見えてきました。
もちろん、その強度基準は現行の基準と比較しますと、
若干数値は劣るものとなります。昔の基準ですから仕方ありません。

おそらくですが、この資料があると、
少しは「建築士の判断」の役には立てると思います。
こんなことを言うと、
身も蓋もありませんが、
ただ、建築確認申請時において、
住宅センター?や、建築主事の判断となりますから、
すぐさま「大丈夫です!」とか「大丈夫ではない!」とかといった、
結論付ける判断は致しかねるとは思いますが、
つまりは、すぐさま売買価格に反映させるべきか、反映させないべきか、
ということは致しかねるとは思いますが、

もしも、希望されている建築建物について、
すでに、建築業者さんや、ハウスメーカーさんを特定されているのであれば、
土地の売買契約の前において、
この資料を、その上記の会社に属するであろう「建築士」さんに見てもらって、
さらには現地をも見てもらえるのであれば、
当該土地において、建物を建築する際に、
別途「多大な費用を要するものか、否か」といった判断は可能であると考えます。
ゆえに、「売買価格」への「適切な相談」も可能になると考えます。


本当に今回は、運がよかったと思います。
いい担当者(その上司)であって良かったのです。
これだけ古い資料ですと、
通常なら、行政窓口において、
「いやぁ~、それだけ古いと、さすがに、え~、たぶんもう無いでしょう」と、
はい、そこで、THE END だったと思います。
なんともフットワークの軽い、こちらの意図を汲んでくださった、
素敵な担当者でした。
「この資料、破棄はしませんよ」とのこと。

「仕事は人、命は時間」ですね。




最後に写真ですが、
さすがに非公開図書はまずいので、
資料を閲覧している時に、
あーだ、こーだと話をしていて、
「その上司」さんが、
資料を閲覧するのに役立つ本の一部を、
「こんな薄い、小さいやつでも、専門書やから、
買ったら、すんごい高いんですよ。自分で買いましたけど」と言って、
「ほいほい、これも写真撮るなら、撮って」と見せてくれたものです。
世の中、まだまだ捨てたもんじゃないぜ。



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