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2018年08月26日

底地を売っておくれ、って大抵はアレですよね。No.971


おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
 
 
もうそろそろ涼しくなるかなと思いきや、
まだ殺人的な暑さです。
ちょっとやっかいな上水道がありまして、
第三者敷地への埋設らしいので、水道メーターを確認しようとして、
水道メーターを保護している巨大な鉄板を持ち上げていたら、
どうやら目玉焼きぐらいは、じっくり焼けば焼けるんじゃないかな?というほどに、
熱せられていて、右手の指を軽く焼けどした感じです。
やれやれ。
 
 
たまーにある話です。
Aさん所有の土地の上に、
Bさんが、Aさんから土地を借りて、
Bさん所有の建物を建てています。
Bさんは、Aさんに借地料を支払っています。
Bさんは、Aさんに、この土地を売って欲しいなと言います。
 
では、いくらが妥当なのか?
今まで、長いこと借地料を支払ってきておりますよね。
 
その土地の実勢価額が、仮に1000万円としましょう。
借地権割合が、50%とします。
地方都市では、たいてい50%、
都会では、たいてい70%かなと。たぶん。
借地権割合とは、
更地じゃなくて、建物があるわけだから、自分勝手に土地を有効利用できないから、
借地権のありがたみ度合いというのでしょうか(笑)、
借地権の強さというか、
ですから、土地の実勢価額、更地の価額が1000万円としたら、
借地権は500万円となります。
底地は1000万円 - 500万円 = 500万円 となります。
 
ですから、Bさんが、土地の所有者であるAさんに、
今借りている土地を500万円で売っておくれ、っていうと、どうでしょう?
 
Aさんは、そうだね、今までちゃんと借地料を支払ってきてくれているから、
その500万円が妥当だよ、いいよ。
 
って、なるわけがありませんよね!
 
残念ながら(汗)。
税務上のセオリーが通じません。
やはり、Aさんと、Bさんと、話合いです。
話合いで、価額が決まっていくものと思います。
あくまで。
 
やはり、先に欲しいと意思表示した側、
先に価額を提示した側、
立場が弱いです。
これが、世の常か。
やれやれ。
 
 
写真は、次男の初海水浴の画です。少し前の。
海が澄んでいていて、気持ち良さそうです。
最初は、絶対に海には入らない!という感じでしたが、
最後は、「きもちいい、いけ~!」という感じで、ノリノリでしたとさ。
足の伸ばし方が、なんともかわいい。
平和です。
 
 
 
 
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