2016年07月27日
現況と、公図、地積図、謄本と異なる件。No.830
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
不動産が、いくらぐらいするのか査定して欲しいと。
相続登記をする手前なんですよと。
不動産会社、1社にはもうお願いしてるのですがねぇ、と。
まぁ、いつものように、もろもろ調べてみる。
簡単に言うと、公図も、地積図も、登記簿謄本も、それぞれが、この土地は70坪ですよと、表記されている。
が、しかし、現況は、おそらく50坪ですよと。
何故、そんなことが想定できるのか?
それは、あきらかに、現況と公図等とが異なっており、そのどこがあきらかなのかというと、土地の一部が現況では、道路になっているからです。
地積図からの道路部分の面積を計算して、さらには市役所で地番図面積をとると、ほぼほぼ、その道路部分の面積が出てきます。
ゆえに、道路部分の約20坪を70坪から引いてあげると、50坪ということになりますよね。
なんでこんなことになっているのか?
国土調査も入っていないエリアですので、公図、厳密に言うと地図に準ずる図面ですが、古いものですし、宅地化された時期も古いです。
隣地が宅地化していく過程で、隣地と周辺の人達との話合いで、自分の宅地を道路提供したとおもわれます。
その時に、地図修正、地積図作成、謄本の変更をしておけば、第三者へ訴求できますが、面倒くさかったのか、知らなかったか、お金がもったいなかったのか。
相続案件ということもあり、所有者本人から真実は聞けません。
現況は、境界標がありません。
まぁ、取引に至る過程においては、測量、境界確定が必須とおもわれます。
ところで、大問題があります。
最初に依頼されている不動産会社ですが、70坪で価額決定して広告しています。
気づいてないのでしょうね。
びっくらぽんやわ(古い)。
怖いですね、怖いですね、怖いですねぇ〜。
これだから、不動産ってなると、目をムキッ!ってなって、不必要に疑う感情が出るのでしょう。
やれやれ。
この売主さん、次回会って説明をしますが、「そんなん、知るか!ボケ!」となるのか、「ちゃんとしてくれて、ありがとう」となるのか、さてどちらでしょうね 笑。
いつかのMORE。
鉄板熱すぎ。美味いけど。
食べ物ネタの写真はもうやめようと思うが、なかなか他を撮る機会に出会えないという言い訳。
不動産のあなた様のお悩み解決に向けてのご相談は、まずは村上までメールしてくださいね。
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