2014年02月21日
不動産相続と家族信託。 No.416
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おかげさまです!(・з・)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
不動産所有者が、不動産を売却したいのに、
うまくいかなくなると困るなぁという話し。
日本人の平均寿命が世界で1位や5位という
ご長寿大国である。寿命であって、
病気にもなるのかもしれない。「認知症」。
法定後見となると、いわゆる認知症になった後で、
不動産を売却しようとなると、これまた自分が
住んでいる自宅だったとすると、家庭裁判所に
「売却しますわ」という手続きがまぁまぁ大変である。
司法書士が代理でやりますわとなると数万円の費用がかかる。
「数」と表現するのは、大人の事情のあれがそれなわけで。
後見制度を利用するとなると、指名された非後見人が
代理で不動産売却をするが、売れても勝手にお金を使えない。
後見人のために、入居した施設の費用にあてるとかであれば
大丈夫であるが、自分の車をヤッホー!と買うと、
きっちりと横領罪で逮捕!となってしまう。
簡単にいうと、資産を流動性があるものにできないわけだ。
他になにがあるかな?
法定相続は、当然他界してから。
贈与は、税金が嫌だ。
遺言も当然他界してから、遺留分に要注意である。
高齢化社会にむけて、今ホットなのが、
信託銀行や、大手不動産会社は動いてると思うが、
民事(家族)信託を利用すること。
財産目録をつくって、信託契約もして、
所有権移転もあって、登記もある。
受託者がその不動産を処分する。
身動きをとりやすくするわけである。
ただ、大きな問題があって、
相続人が複数いると、まずはみんな仲がいいことで、
その信託についてめっちゃくちゃ納得していること。
あとで、やっぱり!とか言わないこと。
それと、委託者のありったけ全部の資産が
わかっていること。これがわからないとそもそも
計画が成立しない。
とまぁ、やはり「相続」は奥が深い。
どうなんでしょうね?団塊の世代の時代の
そのとき、どーん!と来るかもですね。
10~15年後???
しかし、その退職時の資産運用をねらった
保険会社ってたいした儲けはきかなかったが、
どうなんだろうか?言わないだけか?(笑)。
浅田真央ちゃんの生き様に教えられる
40歳の村上である。
しかし韓国で署名活動ってどうよ?
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tre@t-fudosan.com
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