2017年01月31日
中古住宅の瑕疵保険と、国交省の目論見と、チーズの感想その二。No.868
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
全くもって根拠はありませんが、風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな感じで、あばれはっちゃくなトランプ大将がどんどんいけば、日本は日本の独自性で、自国内ではそれなりに、今よりはなんとなく景気がよくなる気がします。
全くもっての直感です。根拠はありません。
写真ですが、バイオハザードの高熱ビームを避けられなくて、人間ミンチになってしまう!というわけではありません。
建物の傾きを計測する機械です。
とある中古住宅に、瑕疵保険を付保したいというご要望がありました。
まぁ、瑕疵保険を付保しなくても、じぇんじぇん大丈夫な!って感じの不動産なのですが、気分的なものだからという理由で瑕疵保険付保のための、現地調査をしました。
調査をしている人は、それはもう賢い人達です。当然ながら一級建築士や、その他の高級資格ホルダーです。
で、基礎のコンクリートの配筋検査をするための、ぱっと見は、小汚いなんの役にも立ちそうではない、ねずみ色の小箱、ちなみに輸入品!、だったら日本で作ろうよぉ〜〜!、日本製の方がお家芸だろ!みたいな代物を大事に使って検査をします。
この小汚い外国製のねずみ色した小箱が、なんと、軽く30万円以上でございます。
今回は、楽勝で瑕疵保険を付保できる事案でした。中古住宅の場合はなかなか難しいのですけどね。
ただし、今40歳未満の人のリフォーム工事費用への補助金だけど、要件が厳しくあーりませんか!?!?!?
国、国交省の意図は、本当にわかります。ええことです。
フットワーク軽く必死でやってくれています。
しかしながら、わかっちゃいるけど、もうちょっと敷居を下げないと、だーれも相手してくれませんよ。というか大半の中古住宅が相手に出来ない 涙。
その適用要件では、なかなか補助金を受けられない。
国交省が意図している中古住宅の活性化を実現するのであれば、もうちょっと適用要件をゆるーくしないと。
それでは補助金受けられない不動産ばかりですよ。
ひとくくりにして無責任発言をすると、半沢直樹っぽく言うと、「雨の日に、高級傘を売りつけてくる、国交省さんですよ」みたいな。そんな国交省の制度です。
いや違うか 汗。血税の投入ですから、そもそも感謝すべきなのですが。
実際、この高級資格ホルダーのおじさん達に聞いてみると、「リフォームなら、耐震絡めてぼちぼちあるけどさ、中古住宅っていうくくりだと、ほとんどないよ」と。
まぁ、そうでしょね。
検査からの指摘事項をクリアさせるための工事費用がどんだけかかるんだよ!みたいな。んで、大半の人は諦める。
そしたら新築にするか、って悪循環。国交省の目論見が外れる。
もうちょっとふわっとした軽い感じにして欲しいけれど、それはそれで結果に不安が残るだろうし。
ちゃんとした工事なら補助金あげれば?という気持ちだけど、そのちゃんとしたのモノサシが難しいのである。
チーズの感想その二。
右から二つめのサンタンドレ。
牛乳製 フランス産の白カビタイプ。
これも初めて食べる食感と味わいです。
なんかのクリームぽいやつが、優しいバターの中に入ってる感じで。
舌触りがとにかく、溶けていくなめらかな。
これに合う酒は、確かに焼酎か。赤ワインか。
ビスケットに塗りたくって、がぶりとやっても美味いだろうなぁ。
あと、もったいないし邪道だからしないけど、炊きたての白ご飯に乗せて、米の熱で溶かせながら出汁醤油をシャッとかけて食ってもきっと美味いと思う。バターチーズな感じで。和風即席ドリアみたいな。
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