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2014年06月05日

賃貸か売買かをリアル事例で試してみた。 No.505


おかげさまです!(・∀・)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。


今日は、よくある「賃貸か売買か!」をリアルな事例で試してみます。
実際に本日お会いした方です。
数字は、経済変動であるとか、予想であったり、
そんなこんなの誤差があることはご了承ください。
60歳のご夫婦と仮定しましょう。
売買だと、物件価格の予算は、1000万円以内です。
中古マンションとします。
現金決済とします。
まぁ、賃貸も売買も80歳までと仮定しましょうか。
買う時。
売買価格 1000万円
印紙 5000円
仲介手数料 39万円
登記費用 約9万円
火災保険料 20年 約15万円
とりあえずの美装費用 約5万円としときますか。
 
買った後のこと。
不動産取得税 約4万円
固定資産税 ちょっとずつ下がるでしょうけど、
一応、約4万円×20年=80万円
金額増加も無視したとして、
管理費 9000円
修繕積立金 11000円
駐車場 6000円
ゆえに、26000円×12ヶ月×20年=624万円
う~ん、リフォームもやめときますか。
どれどれ、総額は、約1776万円。
ふむふむですなぁ。

では、賃貸では!?
売買も賃貸も引越費用は無視しています。
3DKで家賃、共益費、駐車場のグロスで65000円としましょうか。
同じところにずっといるということで、減額であったりとか、
同じようなスペックで引越して賃料維持とかも、とりあえず無視します。
同じ賃料で、20年借りたとします。
仲介手数料 約65000円
敷金 18万円
礼金 無
住宅総合保険料 15000円(2年)×10回=15万円
賃料 65000円×12ヶ月×20年=1560万円
足してやると、1599万円となります。

ほっほぉ~、差額が、177万円として、
「売買」のほうが、ちょっと高いわけですなぁ。

でも、一番大事な問題はこっからです。
まぁ、その人その人のライフ感や、ライフスタイルで、
判断は変わってくるのですがね(汗)。
あえて、ちょっと乱暴な表現をしていくと、
よく、家賃はドブにすすているものだから、とか、
買うと資産になるからね、とか、
言われたりしますが、
このケースでいけば、20年後、177万円以上で、
売却できたらOKですよね?!
購入時、築25年としましょう。
20年後で、築後45年となります。
マンションの耐用年数を47年とした場合、
残存が2年ですよね。
普通に考えたら、177万円以上では売れるでしょうね。
でも、20年後の予測が絶対かというと絶対ではありません。
資産として、誰に残すのか?
残しても売却できるのか?
賃貸であり続けることのリスクはあるのか?
立ち退き?安定収入が途絶える?でもこれは、
マンション購入であれば同じです。
見つめるべきは、やはり残す目的と、誰に残すのか?
となりますでしょうか。



今朝、小雨の中、スロージョギング中、
今日のニュースで報道があった事件現場に遭遇しました。


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