2014年06月01日
事業を継続させることの大切さ。No.503
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おかげさまです!♪(´∪`●)ゝ
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
どうやら昨日の文章が、500番目というひとつの通過点だったようです(喜)。
「続ける」ということは困難であり、大切なことです。
そんな「継続」ということですが、
事業を興すために、不動産の有効活用を考えます。
リースバック = 建築協力金方式と、
事業用定期借地契約、というものがあります。
現存するいわゆる「テナント」である事務所や店舗を
借りるとなると、もっともシンプルなスタイルですね。
リースバックも、事業用定期借地契約も、
その有効活用するための土地があり、
その所有者が、その土地を提供することになります。
その土地の上に建物を建築すると、
リースバックは、土地所有者が、建物所有者となります。
事業用定期借地契約だと、土地の借主 = 事業者が建物所有者となります。
この辺の契約の因果関係は、とってもややこしいので、
割愛させていただきます(照)。
まぁ当たり前の話で、とってもわかりやすい話なのですが、
リースバックも、事業用定期借地契約も、
その事業自体がうまくいかなくなってしまい、
事業継続ができなくなってしまうことに、もっともリスクが生じてしまうということです。
リースバックの場合、建築費用は事業者が負担します。
建物は土地所有者のものになります。
借金はなくても、その建物どうするのか?
当然ながら、その事業仕様でバリバリに建築された建物ですので、
事業のジャンルはおそらく特定されてしまいます。
その立地で、その事業が成立しないのか、
あるいは、
その事業者の経営に問題があったのか。
いやいや、そもそもその賃料設定に問題があったのか。
事業継続できないことに、リスクを考えるべきだと思います。
事業用定期借契約も、違約金や更地返還といってしまえば、
土地所有者からすればリスクはないのかもしれませんが、
「そこで商売やってもダメでしょ」みたいには思われたくないですよね。
ですから、どんな事業も継続することは、
ものすごく困難ではありますが、
ものすごく大切なことであるし、
社会に役立つものであることが必要不可欠なのだと思います。
日本って、100年以上継続している企業が多い国なんですよね。
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