2014年05月17日
不動産取引、境界の話。 No.493
-
おかげさまです!(*〇б〇*)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
今日は、境界の話です。
境界と農地には魔物が棲んでいます(汗)。
話はいたってシンプルです。
Aの土地を不動産業者の仲介で、Bが購入しました。
Bは3年後転売目的で、隣地のCに境界を確認したところ、
Bが購入するときに認識していた境界と異なることが判明して、
つまり隣地のCの認識と境界が異なっていたのですね。
実際に境界を示す境界石があるのに。
Bは転売が遅れたことを理由に、
不動産業者に対して、
損害賠償請求をしましたが、
認められました。
この不動産業者は、境界調査の際に、
売主Aだけにしか境界の確認をしていなかったのです。
「ここが、境界で、そのブロックはCが建てたから、
ここが境界だよ」と。
当たり前の話ですが、一方だけの確認ではなくて、隣地Cにも
確認することが必須です。
普通に考えたらわかるのですが、
「普通に考えて、ここが境界だろ!という先入観」が恐ろしいのです。
いや、いや、いや、いや、いや、大丈夫やろぉ~は、
大丈夫じゃなくて、
不動産調査は、やはり粛々と進めるべきものなのです。
Cからすると、こっちに聞いたら、一発ですぐにわかる話だったのに、
なんで確認しなかったのだろうか?という紛争でした。
昨夜のなでしこジャパンの4得点は、スカッとしました。
川澄のミドルと、大儀見のヘッドは、たまらんですなぁ。
今朝のスローウォーキングの写真です。
だいぶ茂ってきました。これを処理する業者さんも
炎天下のなか作業することを考えると本当に大変です。
それ以上成長しない植物ってないですよね。
不動産のあなた様のお悩み「解決」にむけての
ご相談は、まずは村上までメールしてくださいね。
tre@t-fudosan.com
トピックス記事
テーマ
- 土地のこと
- 不動産の仕組み
- 税金のこと
- 不動産の取引実務
- 不動産の将来
- ホームインスペクション
- 相続のこと
- 日常の営み
- 法律のこと
- 音楽のこと
- 不動産査定
- 道路のこと
- 境界のこと
- 定期借地
- 収益物件の考え
- 価額のこと
- 空き家問題
- 賃貸のこと
- リノベーション
- 補助金のこと
- 金利のこと
- 物件紹介
- 物件案内動画
- 任意売却のこと
- 競売のこと
- 賢く、より高く売るために
- お金のこと
- 不動産をいかにして選択するか