2014年08月19日
不動産売却価格と、価格下落。 No.547
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おかげ様です!
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です♪( ´▽`)
お盆が終わると、もう夏が終わってしまったという気がします。
不動産査定を依頼される時に、そのご売却のご理由が、住み替えというものがあります。
分譲マンションを新築時に買ったが、ライフステージが変わり手狭になり、一戸建てを新築しよう、とか、取り敢えず中古住宅を買ってその場をしのいだが、親が他界して、あまりに古い家を解体して、その土地に新築しようとか。いろんなケースがあります。
不要と判断した不動産、それを売ったお金を、新築費用にあてがいたい。
それで、いったいいくらなの?
当然ながら、抵当権が設定されていれば、それを抹消しなければ売却はできません。
手元に多額の現金があれば、これを抹消にあてがえばいいのですが、普通はなかなか現金がありません。
つまり、抵当権が抹消できる、残債を完済できる程度の価格で売る必要があります。
ここで問題なのが、購入してから、今何年経過しているか?
最初の住宅ローンを何年完済で組んでいるのか?
当然ながら、10年と、35年とでは、経過年数が同じでも、残債に差があります。
残債と、市場価格と、銀行の担保評価が、同じだと、すんなり売りやすいのかなと。
これらが、デコポコしてそれぞれに乖離していると、売れにくいし、売主からすると、なんでこんなに残債があるのに、そんなに安くしか売れないんだ?!となってしまいます。
兎にも角にも、中古というだけで、値下がりが激しいと思います。
ここで実は、中古住宅をより高く売却する方法をお伝えします、といきたいところですが、そんなに簡単なものではありません_| ̄|○
バッチバッチのマッチングかなと思いますが、それも法外な価格だと取引が成立しないだろうし。
今迄の住宅だから安いのだ!という論調。
長期優良住宅、高気密高断熱、エコ、スマート、耐震、住宅性能評価、バッキバキに新築したとします。
価格は下がりにくいのでしょうか。
国が目論んでいる論調どおりに、価格はそれなりに維持されるのでしょうか。
今、走り出したところで、まだわかりません。
新築のほうがいいとか、中古の選択のほうが賢明とか、そういうことではなくて。
10年、20年、時が経つと、やはり下落する、下落せざるを得ない、市場の原理が働いて。
国の目論見が外れるのかもしれません。
結局は、税優遇を受けたのは、新築時の人だけ、なんてね。
新築も必要。
中古再利用もひとつの賢明策。
しかし、価格は。
先進国で、住宅の総量規制が無いのは日本ぐらいです。
日本は、景気に住宅市場を利用します。
過渡期の激しさは、継続していくと思います。
頭が熱くなってしまったので、アイスで頭を冷やします。
不動産のあなた様のお悩み解決に向けてのご相談は、まずは村上までメールしてくださいね。
tre@t-fudosan.com
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