2024年11月15日
「宅建士」と「取引士」 No.1,393
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
令和6年度の宅地建物取引士試験の受験者数は、24万1,054人だそうです。
前年度の23万3,276人から増加しているそうです。
不景気だから「資格を求める!」のか?
まぁ、本当にどうでもいいっちゃいい話なんですが。
前もどっかで書いたと思うのですが。
宅地建物取引士を略して読んだり書いたり表現する時に、
「宅建士」ではなくて、「取引士」であるべきだと思うのですが。どうでしょうか?
「宅建!」「たっけん!」「タッケン!」と、
ちょっと揶揄される数パーセントの要素をはらみながら、ずいぶん前から呼称されています。
だから「宅建士」と辿り着くのは理解できます。
でもね(ここからがひねくれた理論です・汗)、
「士」業とされている呼称は、「動詞」なんですよね。
弁護士、弁護します。
司法書士、書類を書きます。
行政書士、書類を書きます。
土地家屋調査士、調査します。
税理士、あれ・汗?
社会保険労務士、労務します、あれ・汗?
海事代理士、代理します。
公認会計士、会計します。
という具合です。
だから、宅地建物取引士は、「取引士」であるべきかなと。
「そしたら、世の中の全部の取引やんか!?」というツッコミはやめてくださいね(滝汗)。
もちろん、宅地建物=宅建を調査して、重説に盛り込む!ということも重要な義務であることは当然なのですが、実際の現場の業務をずっとやっておられる人は納得されると思うのですが、宅地建物取引士って、かっこよく言えばオーガナイザー的?、けれども関係人達の酸いも甘いも良いことも辛いことも言わなければいけないことも言いにくいことも、全部ひっくるめて、ひとつの取引を成立させるために、本当にいろーんなことを熟考に熟考を重ねているんですよね。関係人達は何かを得ると何かを失う。それが取引ですよね。
法律や慣習や人の感情や、いろんなことがありますよね、けれども、「取引のプロ」なのです。
ゆえに、「取引士」なのです。
ね、どうでもいい話でしょ(苦笑)。
本屋さんで、平積みの参考書を見ると「宅建士」とあって、いっつも「ちゃうのになぁ~」と思ってしまうのです。
写真は、支部研修のランチです。ええでしょ。
もうお腹がパンパンです。
一人で、丸々一尾は食べたんでしょうなぁ。
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