2013年07月09日
野口製麺の奥さんにみる可能性を掘り起こす判断とは。 No.247
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はい、こんにちわ(笑)。
村上です。
なんだか、今日のタイトルは、
昔の村上春樹氏のエッセイのタイトルみたいですね(笑)。
昨日につづき、今日も花園の「野口製麺」に行ってしまいました(笑)。
あのだしの余韻がわすれられずに行っていまうのです。
今日は、うどんをすすりながら、
となりでうどんを待つ行列と、奥さんとの会話が耳に入ってきました。
想像してください。
客層は、9割が、男性。しかもその8割が中年。
ほとんどが、ワイシャツをきた会社員。
土地柄、どうやら、転勤で高松に来た人もそこそこいるようだ。
「ひやかけ」が定着して何年でしょうか?
いわゆる、「ひやあつ」とか、「ひやひや」ではありません。
「ひやかけ」です。
「ひやかけ」と、きちんとメニューにしているところと、
していないところがあります。
「野口製麺」は、後者です。
最近のこの暑さです。
当然ながら、冷たいうどんのほうが、よく出ます。
そこで、注文を奥さんにしている流れが、
「ひやかけ」が連呼されている環境であれば問題ないのですが、
「ひやかけ」の注文が途絶えているとき。
ある中年男性が、こう言いました。
「かけ、そのままで」と。
すると、奥さんは、
「おだしは、冷たいのにもできますが」と。
この、「もしかしたら、この人は、うちのお店が、
ひやかけがあることをしらないのかもしれない。
すると百歩譲って、めんはそのままにして、あついだしを
かけて食べるしかないという妥協した決定をくだしているのかも
しれない。であれば、ひとつの提案をして、彼のひやかけが
あれば、それを取得できるのだという可能性を提示しようでは
ないか!!!!!」と察したうえでの、
「おだしは、冷たいものにもできますが」という、
スマートな提案。
顧客を大切におもうそのこころ、
感服です。
で、決して、強引にむすびつけるわけではありませんが、
どの業種も、とりわけ不動産業も、
こういうのってあると思います。
依頼者、顧客とはなしをしていくなかで、
今は、この流れだが、もしかしたらこの方向性があったと仮定したら、
目の前の依頼者に伝えることで、がらりと方向性がかわるかもしれない。
伝えといてよかったと。
簡単にいうと、「気が利く」というやつです。
言うと簡単ですが、
実行には、依頼者を大切に思う気持ちと、
日々の勉強と、
察する感覚が必要と思います。
毎日が修行ですなぁ。
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