2013年10月01日
村上春樹好きの不動産屋の中年男性は、いかにして鍛えられたか。 No.306
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はい、こんにちわ(・3・)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
本日の午前中は、
お客様といっしょに個室にこもって、
金銭消費貸借契約に伴う、
膨大な用紙に、
コリコリ、カリカリと書類を作成していた村上です。
若い頃は、事務処理が得意で、話すことが苦手で、
最近は、逆転して、わりと事務処理が苦手で、
話すことのほうが気が楽で、向いているのかと
思い始めた、四十にして惑わずな状況のムラカミです。
で、今日のお客様から写真のようなプレゼントを
いただきました。
「お世話になったので」ということで。
むかし、不動産会社の女性スタッフが、
「不動産会社におったら、
食べるもんには、困らんわな。
よっけ(たくさん)、食べ物くれるから」と
言っていたことをおもいだしました。
確かに、この業界、お客様からいろいろと
頂きます。ありがたいはなしです。
しかし、本は、
わたくし、初めてです。
とても、感慨深いです。
いや、ものすごく、感慨深いものです。
何故か?
それは、わたくし、村上が、
村上春樹氏をものすごく好きだからです。
どれぐらい好きか?
20歳の頃、
もう廃盤になってしまった、
村上春樹氏、村上龍氏との共著、
対談の、
「ウォーク・ドント・ラン」が古本屋にもなく、
探して、探して、
図書館でやっと見つけ、
やってはいけないが、
コンビニで全部コピーをとって、
読みふけったこと。
わたしは、コレクターではないが、
その昔、村上春樹氏の処女作、
「風の歌を聴け」が群像に掲載された雑誌が、
数千円でオークションになっていて、
雑誌自体は、数百円なのに、
それを、これまた、図書館で見つけて、
きちんと個人情報まで開示しないと、
たしか入らしてくれない、地下にある書庫に行き、
その雑誌の初版を手にとり、
暗い書庫でひとり、ニタニタとほくそえんでいたこと。
まあ、とにかく好きなのです。
好きというより、
体の一部になってしまいました。
その他、いろいろエピソードはありますが、
割愛して(笑)、
とにかく、これからは、村上春樹氏から、
あえて、離れなければならないな、と思いたったことが
ありました。
故意的に、わたしは、離れていきました。
で、今に至ります。
しかし、今日またふと思い出したし、
そうだなと、改めて感じたことがあります。
それは、またたとえがわかりにくいですが、
村上春樹氏が、スーパー長編小説である、
「ねじまき鳥のクロニクル」を書き終えて、
しばらくたったあとのコメントでこういうことが
書いてありました。
「この小説が、世間、人にうけいれられるには、
今ではなくて、きっともう少し先なのでしょう」と。
この時は、その今ではない、ということは、
ありありと理解できたのですが、
その先が、いつなのか?は、まったく憶測が
つきませんでした。
わたしのなかでは、きっとそれが、
今に近い気がします。
これをかっこよく言うと、なんというのでしょうか、
再生?
取り戻す?
GET BACK?
というわけで、
久しぶりの村上春樹氏との再会です。
ありがとうございます、Nさん。
不動産のあなた様のお悩み「解決」に向けてのご相談は、
まずは村上までメールしてみてくださいね。
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