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2014年04月29日

中古住宅リフォームにおける瑕疵保険。 No.480


おかげさまです!(o´ω`o)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。


中古住宅流通活性化について、
中古住宅、リフォーム、リノベーションとその保険についてです。
国土交通省は、800万戸(予想)の空き家を
中古住宅流通市場にのっけて、取引の活性化を狙っています。
もはや、国としての目論見です。
この流れの中で、「活性化」するために「市場を整備」する必要があると言われています。
たくさんの課題がありますが、
そのなかで、「住宅瑕疵保険」があります。
これは、中古住宅を買って瑕疵(隠れたキズのこと)があれば、
保険適用されて、お金(若干だけれど)が支払われるというものです。
つまり、中古住宅 → 怖い → 中古だから → 何かあるかもしれない
→ 不安 → 買わない これを解消するために、保険をかけよう!というものです。
それで、バンバン利用されているかというと、そうでもありません(汗)。
理由はいろいろあると思いますが、
まず費用がかかります。
支払い金額がまあまあ少ない。
保険をかけられる対象が少ない。
この保険をかけられる対象が少ないということが一番の原因なのではないかと、
村上は思っております。
何でも、見方、考え方は、陰と陽、黒と白、マックとウィンドウズ、ブルースリーとジャッキーチェン、
なんでも利益も相反してきます。
築10年以内程度の、いわゆる築浅物件なんかは、
①築浅だから、まあ大丈夫ですわ!だから保険はいらんわ!
なのか、
②築浅でも、築浅やから大丈夫と思って買っといて、
リフォーム補修費は想定していなくて、
もしも何かあったらまずいから、保険をかけておこう!
なのか?????
実は、②が本来の目的であって、
築浅こそ保険をかけるべきなのかもしれません。

そして、築が古い物件は、保険をかけさせてくれません。
保険メーカーが、「そんな古いのは、保険適用の基準から外れるから、
ダメですわ!」となってしまいます。
これでは、本末転倒でございます。
古いからこそ、保険をかけたいのに。
でも、古いから何かありそう感満載だから、保険はかけさせませんってね(笑)。
古いから、リフォームするか、リノベーションして、
建物の中と外をそこそこはがしていくし、
リフォームして手を加えるから、大丈夫!まかしんしゃい!という文脈が成立するのか。
でも、そこまで大掛かりなリフォームをしない人は、どうしらいいんだ?
もちろん不動産仲介会社の調査能力も当然必要ですが(大汗)。
村上のイメージでは、この瑕疵保険の制度が、
なんとな~く建設してしまった、行政の施設で、
ほとんど利用されていない建築物を連想させてしまうのです。


誰かが、言っていました。
最初は、走ることが何かの目的づけ、意味づけをしようとしていたけれど、
今では、走ること、それ自体が楽しいと。
まだまだその領域には達しておりませんが、
今朝走ってみて、ちょっとおもしろくなってきました。
この空の下にいるブヨブヨのロッキー・バルボアか。
この写真を見て、どこかわかる人は、きっと業界人です。




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tre@t-fudosan.com