2014年05月08日
業界用語の「物件をオサエル」って。 No.487
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おかげさまです!(# ゚Д゚)
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
今日はとても良い天気でした。
リフォームの請負契約に立ち会ったり、
物件を見にいったりと、外に出ると、5月の紫外線にやられます。
この仕事をしていると、
時々、「ちょっと、おさえといてよ」といわれます。
何か重いものをちょっとおさえるでもなく、
のりづけしたところをちょっとおさえるでもなく、
どろぼうを捕まえるのにちょっとおさえるでもなく、
「物件をちょっと、おさえといてよ」といわれます。
ニュアンスがいろいろありますが、
「オサエル」ということが、当然のように、
逆にできないのであれば、「なんで?(怒)」とか、
とてもとてもとても軽々しく「オサエテェ~」と言われると、
正直、困惑してしまいます。
業者が売主の物件であればともかくとして(ともかくでもないですが)、
媒介とは、買主がいて、売主がいます。借主がいて、貸主がいます。
双方、原則同じぐらいリスクを背負っています。
「おさえている」間に、
他の人は物件について考えようとしても成約については後ろ向きに検討してしまう、
また、それならもうええかぁ~とマイナスへ即決してしまう、
買える、借りられる、その人がもしも数人いたとしても、その後日は、
ほとんどの確立で検討、あるいは成約の話にはなりえません。
「おさえて!」という人は、その相手側のリスクを担保できるのですか?
あるいは、もしも成約しないのであれば、何か代償を支払うのでしょうか?
もちろんそんなことは要求しません。
もしも仮に「おさえる」ことが可能だとしても、
きっちりと条件を提示して合意したいものです。
今日は、軽い話題をしようとしましたが、こんな苦い話になりました(大汗)。
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