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2018年04月19日

囲繞地と袋地と、魔が差す。No.933

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
 
今日は、高松市役所と香川県庁に、たったふたつのことだけを確認するために、
多くの電話の時間を要してしまいクタクタです。
いったい、何カ所の管轄に電話したのか忘れました。やれやれ。
 
 
 
道路とくっついてなくて、道路に出られない土地を袋地と呼びます。
そうさせている土地を囲繞地(いにょうち)と呼びます。
民法の改正があって、「囲繞地」は「その土地を囲んでいる他の土地」と呼ぶそうですが、
まぁ長ったらしいので囲繞地と呼んでいます。
 
では、この袋地ですが、道路に出られないのか?ということですが、
出られます。
民法上では、無駄なく合理的にシュッと出られるようにして囲繞地を突っ切ることができます。
ただし、囲繞地の人にお金を払わなければなりません。
 
ただし、ただし、この図で言うと、
袋地のすぐ上の囲繞地の土地と、この袋地が、
もともとは一筆の土地で、100番だったとしましょう。
そして、囲繞地が100番1、袋地が100番2へと分筆されたものとします。
すると、お金は払わなくてすみます。
 
ほんまか?
ってなりません?笑
 
で、ほんとに、こんな土地あるのか?っていうと、
あるんです 苦笑。
それで、もしもその土地が、建物があって、
めっちゃめちゃ収益性の高い、優良な収益物件だとしたら、
買いますか?
あるんです 笑。
そもそも、袋地なので、優良なって言うといけないかもしれませんが 苦笑。
 
でも、ほんとに分筆された後の袋地なら、「通りまぁ~す!」って通行しても、
いいんですかね、ほんとに、現実的なところで 苦笑。
 
 
写真は、大好きな金ちゃんヌードルと、珈琲焼酎のロックです。
とてもじゃないけれど、やってはいけない組み合わせです。
ただのしょうもない言い訳ですが、
「黄昏流星群」とう漫画がありまして、
その中で、昔、検察官だった、今は雇われ弁護士の60代の主人公が、
自宅のアパートの台所のテーブルで、深夜に事件の犯人を憶測するシーンで、
カップヌードルと、安いウィスキーのロックで、夜食をとっているのですが、
これがなんとも時代を象徴させるもので、なんとも印象に残っていたので。
団塊の世代、昭和の、安い酒としょっぱくてあったかいものという感じで。
 
 
不動産のあなた様のお悩み解決に向けてのご相談は、
まずは、村上までメールしてみてくださいね。
 
tre@t-fudosan.com