2020年06月15日
固定資産税台帳のスットコドッコイ。 No.1,180
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
昨日の昼間は、現場の外で打合せをしていると、
今年初の、タオルハンカチを絞ると、
ものすごい汗が絞れた、という現象でした。
皆さん、気を付けましょう、熱中症に。
皆さん、ご自身が所有される不動産の登記事項証明書と、
固定資産税納税通知書との、
面積が同じであるか、
確認されていますでしょうか?
例えばですが、
登記事項証明書の建物の面積が100㎡として、
固定資産税納税通知書の面積が110㎡として、
どちらが正しいのか?と。
この場合、実体上では、110㎡ですよと。
つまり、10㎡ぶんの増築をするリフォームをしていましたと。
表示登記の変更をしていませんでしたと。
なので、登記上において110㎡にする、表示の変更をしましたと。
これで、登記、固定資産税納税通知書、実体、
すべてきれいにそろいましたよ、と。
この場合の表示の変更登記をしていない時に、
何が問題となるかというと、
買主が、住宅ローンを希望する場合には、
金融機関から、ツッコミが入って、表示変更登記をする必要があります。
住宅ローンを使わないで、現金で決済したとしても、
買主が買ったあとにおいて、この買主がまた誰かに売却しようとしたときに、
その次の買主が、「やっぱり、きちんと表示変更の登記をしてよ」となると、
最初の原取得者、つまりリフォームをした前の売主が申請するようになるので、
かなり手続きが困難になります。さらに他界して相続していたりすると、
土地家屋調査士からすると、「ガーン!!!」ってなります(苦笑)。
で、話が長くなってしまいましたが、
表題のとおり、今日は、固定資産税台帳がスットコドッコイだった、という話です。
登記事項証明書が、100㎡です。
固定資産税台帳が、102㎡です。
実体上、どこの部分の2㎡なのか不明です。
土地家屋調査士に、まずは登記が間違っていないか、
現場と、もろもろの書面とで、法務局に確認します。
次に、固定資産税課へ確認行きます。
すると、昔の担当者が、どうやら、
1階は、平方メートルで計算して、
2階は、間(けん)で計算して、
この時点で「なんでやねん!」とツッコミたくなりますが、
さらに、「これ出窓か?」という部分を、本来は課税されるべきでない部位を課税していた、
ということが判明しました。
大きな数字にはならないと思いますが、
数十年にわたり、2㎡ぶん多く課税されていたわけです。
土地家屋調査士が、固定資産税課の人に理由を問うと、
「いやぁ~、昔の担当者がしたことなので、ちょっとぉ」という回答でした。
結果として、2021年1月1日に固定資産税を算定するときは、
登記上の面積にあわす、ということで解決しました。
土地家屋調査士が、きっちりと調査してくれて、
固定資産税課に対して、きちんとした主張をしてくれたおかげです。
固定資産税台帳、とりわけ古い建物なんかだと、
いろいろとあるかも、かも、です。
売ろうかな、買おうかな、と思ったら、
登記事項証明書と、固定資産税納税通知書と、
その面積を確認することをおすすめします。
写真は、ぜんぜんスットコドッコイではない、
新田町の「キュイ」さんの料理です。
https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37007954/
やはり、美味しいですね。
妻は、ランチプレートにして、これでもか!というレタスの量です。
ブタカツも、これでもか!?という大きさが二枚も。
私は、パスタランチにして、和風パスタ。
やっぱりちゃんとプロが料理してくれる、
「和風」味はちょっと違いますね。
なんというか、バター?なのか、
グンッ!!ってくるコクがあるのですね。
普段食べる、うっすい和風とはぜんぜん違いました。
毎回言ってますが、
コスパ最強です。
ごちそうさまでした。
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