2018年12月13日
平成30年度 新規開業者研修会 No.1,015
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
香川県の宅地建物取引士資格試験の2018年度のデータを見てみました。
申込書は、1,415 人(全国で33位)。
前年比率は、 103.06%で、増加。
受験者数は、1,157人。
合格者数は、185人。
合格率は、15.99% (全国で11位)。
っていうことらしいです。
ということは、宅建士の資格って、
全国の中では、香川県においては人気がなくて、
でも受験する人は、サクッと合格していっているということか。
ということに関連もしながらですが、
表題の研修に参加してきました。
参加しておかないと、どうやら未来永劫にわたり、
研修への参加要求のハガキが届きそうということだったので(汗)。
メインの講師は、
不動産流通推進センターの並木英司氏でした。
とても紳士で、おだやかに講演される、
ストレスを感じさせないお話でした。
聞いてる側がプロばっかりなので、
もちろんテキストをなぞっただけでは全くおもしろくもないので、
昔の実務の失敗談なんかを話されておりました。
例えば、昔の会社で、
部下が重説の用途地域を間違えて記入してしまったと。
買主は、大きな倉庫を建築する目的で土地を購入したのに、
重説に記載されてある用途地域では、そんな大きな倉庫は建築出来ないよと。
そして、買主は、不動産会社へ「どうしてくれるんだ!」というわけですね。
それから、並木氏は半年間、他の仕事はまったくできずに、
この対応に追われることになったと。
で、並木氏は部下がどうして、この用途地域の記入を誤ったのか?と聞いたところ、
「仕事が忙しくて、役所で用途地域を確認しないで、
会社においてある、大きな地図に色分けされてある用途地域で確認した」と。
で、間違った用途地域を重説に記載したと。
市役所で調べるのなら、小一時間で済んだはずなのに、
それをしなかったために、半年間という時間と、
損害賠償のお金が必要になったと。
こういったことも肝に銘じて、
不動産調査が大切ですよね。
写真は、研修で配布されたテキストです。
右側は超ぶ厚くて、何百ページもあります(汗)。
講師も言っておりましたが、
なかなか、こういった実務に適した本は、
市販されていなくて、
探してもよく似たようなものが売っていないとのこと。
「だから、これイイのですよ!」とおっしゃっておられました。
なので、オークションで売ろうかな?って考えちゃ駄目ですよね(脂汗)。
しませんけど(汗)。
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