2016年05月21日
500兆円のズレって何年かかるの? No.801
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
ここで何回か書いたと思いますが、また、ふと考えたりする機会があったので、簡単に書いてみます。
想像してください。
家を買ったとします。
家と土地で、2500万円しました。
20年後の価額が、1000万円と評価されました。
①そりゃそうじゃわ、家やいっぺん住んだら半値以下じゃわ。
②まぁ、そんなもんでしょ。
③胸くそ悪いから、そんな評価したやつに、根拠を求める!根拠を!
④ただ、ただ、悲しい。
さぁ、どんな感じに近いですか?
今の日本の住宅の資産額が、住宅の投資額を500兆円も下回っています。
言い換えると、頑張って住宅ローンを組んで、ものすごく高い買い物をしたのに、しばらくすると、そんなに対した価値がないものになってしまっていると。
また言い換えると、そしたら、最初の高い金額って何なのだ?と。
またまた言い換えると、そしたら、なんでしばらくすると、価値があんまり無いって言われてしまうの?と。
とっても、難しい問題です。
大問題なのです。
って言っても、もう済んでしまったことなので、仕方がないのです。戦後の日本の住宅事情は。
やっとこさ、長期優良住宅や、性能評価が作られて10年前後ですが、この500兆円のギャップを埋めるのに、いったい何年かかるのか?と思います。
あるいは、高齢化、人口減を考えると、もう無理なんじゃないのかなと。
で、逆ギレ発想で、別に、その差を埋めなくても、かまわないんじゃないの?
だから何?と。
それで、だったら住宅に、たくさんのお金をつぎ込むのはアホくさいから、安い住宅でかまわない、あるいは賃貸でOKですよと。
これでいいような感じもするが、なんだか不健康な発想だとも思うし。
だから、逆の逆に、しばらくしたら、な~んか安い住宅になってしまうところを、査定方法を見直して実行して、市場意識も追従してきて、リフォームもきっちり施され、アフターメンテナンスもばっちりな住宅社会になって、う~ん、それがどうした!?と言ってはならないが、それで日本の、個人の経済が潤沢になるのか?!と正直なところ疑問です。
なんだか現実味を帯びません。
やっぱり、石油と金でしょうか。
金で小さい家を作りましょうか?価値が安定しちゃう!?
もう頭が壊れてきました。
どこかの、麺が有名な県の玄関口の駅の立ち食いの店で。
5分遅れて乗車できず、逆算すると、昼メシが食えないと判断して、はやめに昼メシをとると。どーしても仕方なく。
これで、610円です。ふつーに美味い。
でも、その昔、250mlのコーラが自動販売機で100円のころ、映画館で同じものを自動販売機で買うと、150円もした。
そんな気分です。
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