2018年09月10日
【香川の任意売却】T-不動産の任意売却(7)引越費用は、どうなるの? No.976
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
自分のお家が、競売手前か、競売になっているという状況で、
次のお家に引越しなければいけないのですが、
手持ちのお金は大変厳しい状況の方がほとんどかと思います。
ちなみに、競売でも任意売却でも、
現在のお家は、いづれにせよ、手放さないといけないので、
引越は必須となります。
そこで、引越費用が控除されると、大変ありがたいのですが。
インターネットでは、100万円もらえる!っていう広告もありますが、
そんなことはありません(笑)。
住宅金融支援機構の一般貸出、大手都市銀行系保証会社及び債権回収会社は30万円、
信用金庫が利用する全国保証株式会社は20万円が引越費用として認めてもらえる基本金額です。
それ以上の費用が必要である特殊な要因でも無ければ、これ以上の金額は見込めません。
また、住宅金融支援機構の一般貸付でも返済期間が短い場合やマンションで管理費等など
先行債権が多い場合、またフラット35利用の場合は引越費用の控除が受けられない可能性もあります。
引越費用は、本来弁済すべき、任意売却の成立した売買代金から債権者の好意で、
その一部を引越費用として債務者に渡しているものです。
インターネット上で誇大な広告が蔓延しているため控除してもらえるのが当たり前であると
債務者が誤解をしてしまいそうですが、
現実の局面では、そんなにたくさんの引越費用はもらえませんし、
引越費用がもらえるはずだったのに、引越費用がもらえないという局面になることもあります。
とにかく、早めのご相談は必要です。
まあまあ、時間との戦いということも多々あります。
写真は、なりきりセットというものが販売していましたが、
これを着て、かぶって、
冬場に、不動産査定に行くのもちょっとどうかな?と思ったので、
購入しませんでした。
不動産のあなた様のお悩み解決に向けてのご相談は、
まずは村上までメールしてみてくださいね。
tre@t-fudosan.com
T-不動産
https://t-fudosan.com/
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