2016年08月11日
接道要件を満たさない土地と相続人の憂鬱と上野製麺所。No.839
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
世の中は、今日からお盆モードですね。
車も多いし。JAはやたら混んでるみたいだし。夜の飲食店は繁盛してるし。
全然関係ありませんが、本日の村上は物凄く怒っています。不機嫌です。どーせなら薄いグローブはめて急所以外はというルールで最後は三澤のフェイスロックで締め落としたい気分です。何故かは次回にしましょう。
さて、本日の事例です。
またもや、相続案件です。
売りたい土地が接道しているけど、建築基準法上の接道要件は満たしておりません。
さて、どうするか?
おそらく行政としての救済措置も無いと想定します。
接道要件を邪魔する土地を買い受けると、一体の土地として接道要件を満たします。が、しかし、その土地を買い受けることができるかどうかは不明です。
さらには、仮に買い受けたとしても、もっと言うならば借入ができませんから、現金で買えたとしてですが、一体の土地として転売できるほど、需要を喚起させる土地か?
なかなか、そういう風にはお世辞でも言えません。
では何故、こんな土地を所有しているのか?
元々は一体の土地でした。
しかしながら、その昔に、被相続人がお金に困って今の接道を邪魔する土地を切り売りしました。
なんで、ちゃんと接道要件を満たして売却しなかったのでしょうか?
①知識が無かった。
②買主から欲しいだけ指摘され、まぁええかぁ〜って売ってしまった。
今となっては、誰にもわかりません。
それから、数十年が経過しました。
相続人も、複数人いますが、みなさん高齢だし、認知症になるかもしれないし、早く売却したい。
とにかく早く。
安くてもいいから。
でも売れない。
相続案件を見ていると、その多くが、相続人が大変そうです。
なんというか、いろいろあるんですが、後の人が、そんなには大変にならない方法で引き継げるようにすることが大切だと思います。
まぁいろいろあるんですがね。
休みかな?と思い恐る恐る行ってみた、上野製麺所。
間違いない味です。
ポテトサラダを楽しむ人達。
釜揚げを楽しむ人達。
どーでもいいことかもしれませんが、ここの名物のまいたけの天ぷらですが、いつ行っても、塩加減が毎回一定量です。まるで、寿司職人のしゃりが毎回同じグラムだったり、味噌屋さんのグラム売りが手感覚で正確だったりと。
前に出過ぎず、印象に残る塩加減。
私のトークもそうありたいと思います。
ここの出汁は、醤油の奥に、丸い甘みを感じさせます。
秀逸です。
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