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2016年07月10日

相続税対策で安易に建築と夏風邪の連鎖とうどん亭みき。No.825

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。

相続税を取られたくないから、はい建築して賃貸しましょ、と。
貸家建付地による評価減、現金が建物に変わるから固定資産税評価で評価減、小規模宅地の特例で評価減、といったよくあるパターン。
でもね、こんな時代ですよ。
建物があるからといって、必ず借りてくれる、利用してくれるとは限らない。
これも、ある意味人気商売ですから、事業が成立しないとなると、本当に困ったことになります。
安易に、賃貸アパート、賃貸マンションの建築をする。入居率が悪くなる。一括借上をしても、入居率が悪ければ、賃料減額の交渉が待っています。そんなに世の中、甘くありません。サブリースの契約書があるからといって、人口減や、景気後退や、競争や、空室からは、逃れられませんから。
だから、突き詰めて突き詰めて、突き詰めて突き詰めて、この土地で何の事業が最善なのかな？と、とことん検証する。
しかしながら、何も見えてこない時、あると思うんですよね、それはきっと、残念ながら、もうそのエリアは街のコンパクト化が進んでいるのだと思います。街は街へと、郊外は郊外へと。無理は禁物です。
そもそも、事業、商売って、とことん突き詰めてから初めるものですよね。
なのに、相続税対策だから、というパターン化された安易さでは、なかなか難しいかと思います。そんなに将来、甘くないですよ。

夏風邪が流行っているみたいで、長男、次男、妻の順番で伝染しています。
わたしも昨夜あたりから、喉が痛くなってきました。
仮病では決してございません。

この写真、うどんが大きく見えますが、実物はもっと小さいです。
毎回この定食の話が出没しますが、これで500円なのですよね。そして美味い。お店の人のお人柄がイイ。おでんの玉子が美味い。ぶっかけはちょい甘め。
優しいお店なので、近所のお年寄りと、真面目そうな農学部の学生で、お店がいっぱいになります。

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tre@t-fudosan.com