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2020年03月16日

【香川県の任意売却】T-不動産の任意売却(33)任意売却後の債務と、高松市オーバーローンの一考察 No.1,167

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。

なんとも言えない、
ふわぁ~とした「不安」が漂っていませんか?

今日は、

The Rolling Stones の
You Can’t Always Get What You Want (無常の世界)を聴きながら。
これも名曲ですね。


首尾よく、任意売却を完了できた時に、
債務はいったいどうなるのか?ということですが。

任意売却はあくまでも私的整理の一環であって、
借入を完済させることではありません。

「債権者が、担保抹消に応じてくれただけ」です。
抵当権設定をはずしてくれただけです。
金銭消費貸借契約書は返還されません。


ですので、任意売却後において、
不動産の売買価格が、債務額を下回るような場合においては、
つまり、「オーバーローン」という状態ですね、
債務が残ってしまいます。
任意売却が完了するまでの間において、
今後の返済についての意思表示、分割弁済申出書、生活状況の告知をして、
相談していきます。

返済の履行が難しい場合は、解決方法としては、
自己破産の申しだて、
破産免責をもらうことで、
売却後の返済が免れます。




香川県内、高松市市内の、不動産査定でいつも思うのですが、
築後浅いケース、とりわけ10年以内の物件となりますと、
大抵はオーバーローンをしてしまう傾向があります。

もちろん、新築当初、購入当初に、
大きい金額の自己資金を投入していれば別ですが。

つまり、新築後の減価償却をして算出した価額において、
高松市内の中古住宅市場で売却できるかと言えば、なかなか難しいと考えます。
それは、新築当初の坪単価が、平均的な再調達坪単価よりも上回っていること、
外構費や諸経費をローンへ組み込んでいるので、
ローン残が大きくなること(諸経費は不動産価額ではない)
新築する価額と大差が無いので、それならば新築を選択するという日本人気質があること。

とりわけ、最後の要因は、地方都市に顕著であると考えます。
つまり、地方都市は、土地の価額の下落がひどいので、
多くの方が「新築できちゃう」という環境にあるからと考えます。


だから、こういう点から考えても、
「中古のお得感」ということが、
ひとつ考えられると思います。
つまり、「なんで新築の時はあんなに高いのに、中古になるとこんなに安いの?」という現象。

これからの、今の、社会の変化において、
「二極化」とよく言われますが、
住宅事情においても、
「中古のやっすいもの」か、
「新築のたっかいもの」か、
どちらかになると考えます。

真ん中あたりの価格帯が一番つらいところかなと。
全てをこのように断定はしませんが。




写真は、そろそろ広告販売開始する、
物件の現地看板です。

なかなかの、マニアック物件ですので、

乞うご期待!!!
近日公開です。




 

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